
鬱(うつ) Depression
「介護うつ」という言葉を聞いたことはありますか?介護を行う側は、肉体的な労力を使うだけでなく、精神面での緊張も強いられます。
特に家族が在宅で介護するケースでは、介護者の身心の負担が大きくなり、疲れが蓄積してうつ病になることがあります。これが、介護うつです。
こんなサインは赤信号!介護うつの症状
介護うつは、介護者がうつ病を発症することです。
「介護うつ」という病名があるわけではありませんが、れっきとした病気であり、治療が必要になる場合もあります。
一般的に、うつ病の初期は本人も周囲の人も気付きにくく、知らないうちに病状が進行してしまうことが多いため、注意が必要です。
では、介護うつにはどのような症状が見られるのでしょうか?
●食欲不振
「うつ病」を患っている人の多くに現れる症状の一つです。何を食べてもおいしくないと感じるようになり、食欲がなくなります。
物をあまり食べなくなるので、体重減少にもつながります。
●睡眠障害
食欲不振と同様、うつ病と呼ばれる病気の症状として多くの人に見られるものの一つです。
寝つきにくい、眠っている間に何度も目が覚める、朝早く起きてしまい十分な睡眠がとれない、などの症状が現れます。
●疲労感や倦怠感
激しい運動や長時間労働をしているわけではないのに、体がすぐに疲れてしまい、いつもだるく感じるようになります。
中には、ひどい肩こりや頭痛がする人もいます。体が重く感じられるために何をするのも億劫になり、活動する意欲が衰えて無気力になります。
●不安感や焦燥感
原因不明の焦りや不安な気持ちが付きまといます。イライラして気持ちが落ち着かなくなることもあります。
人によっては、同時に神経質になり、騒音や物音が気になるようになります。
●憂鬱感や思考障害
気分が落ち込んで物事に消極的になり、人と会話することが億劫に感じられます。その結果、周囲の出来事や話題に興味・関心が少なくなって、一人の世界に入り込むようになります。
思考障害が起こると、頭が思うように働かず、仕事の効率が落ちます。また、物事をネガティブに考えるようになり、「自分なんかいないほうが良い」と自殺願望を抱くケースもあります。
介護はされる側だけでなく、する側もとてつもない疲労感、労力を使い、精神的に参ってしまいます。そうなる前、もしくは自分が鬱かも・・・と思ったらすぐにご相談ください。

|
内閣府特別機関 日本学術会議協力学術研究団体
メンタルケア学術学会認定
★メンタルケアカウンセラー
心の翼錦糸町本店認定
★心の翼 心理カウンセラー(資格 第2号)
心の翼 千葉八街店 店長
心理カウンセラー
心家 仁美 (Kokoroya Hitomi)
|
★ご利用の流れはこちらから
【心の翼TEL予約センター】
TEL予約受付時間水曜日〜日曜日(10:00〜16:00)
TEL: 03-5638-7671
|