
うつ病とは、こころと脳の病気です。
もともとの遺伝的な原因とまわりの環境が複雑に絡みあってストレスに対して敏感な体質が作り出され、そこにこころと身体のストレスが加わることで生じる病気です。
気分の落ち込み、興味や喜びを感じなくなり、さまざまな身体の症状も出ます。
次のうち5つ以上の症状が、ほぼ毎日2週間以上続いている状態(抑うつ状態【よくうつじょうたい】といいます)になります。
★何もする気が起きない
★興味や喜びを感じない
★不安になる
★いらいらする
★自分を責める気持ちになる
★死にたいと考えたり思うことがよくある。
★眠れなかったり寝過ぎたりする。
★ご飯を食べたくない(お腹がすかない)体重が減った
★ご飯を食べ過ぎて 体重が増えた。
★物事を決めるのが遅くなる。
(うつ病になりやすい人)
★最近大きなストレスを感じるできごとを経験した方
★ストレスを一人で抱え込みすぎたり、発散するのが苦手な方
★他の人に相談するのが苦手な方
★生活リズムや習慣が不規則な方
★生活習慣病【せいかつしゅうかんびょう】や大きな身体の病気を持っている方
★むかし虐待【ぎゃくたい】を受けたことがあったり、なにかトラウマがあったりするなど、育った環境があまりよくなかった方
★血のつながったひとでこころの病気の方がいる方
(うつ傾向の人の顔の表情の特徴)
★無表情がよくみられる
★ぼんやりしている
★作り笑いしているように見える
★いつも悲しげな表情
★目の動きが定まらず(キョロキョロ)している
★顔色が悪い
(うつ病はなぜ起きるのか)
うつ病がたった1つの原因で起きることはあまり考えられません。
つまり、ストレスや人間関係の問題、サポートの少なさ、睡眠不足、運動不足、休息不足、遺伝、性格や考え方などが、複雑に絡み合い、複数の問題が重なったときに、うつ病が起きるのです。
(うつ病を遠ざけるレジリエンス(resilience)
レジリエンス(resilience)とは、
「回復力」「復元性」「弾性(しなやかさ)」
困難な問題、危機的な状況、ストレスといった要素に遭遇しても、すぐに立ち直ることができます。
昔は、うつにならないためには「ストレス耐性」が重要と言われていました。ストレスを我慢できる力という意味ですが、最近ではストレスを我慢する、耐え忍ぶのではなく、受け流したほうがいいと考えられています。それを示す言葉が「レジリエンス」で、本来はバネの「回復力」「復元性」「弾力性」を示します。
「心が折れる」という表現がありますが、それは耐え忍ぶから折れてしまうわけです。レジリエンスを高めることで、ストレスを「受け流す」ことができれば、決して「折れる」ことはありません。うつ病予防のためには、ストレスは我慢するものではなく、軽く受け流すことが重要です。
(カウンセリングの重要性)
カウンセリングでは、クライエントはカウンセラーに自分の気持ち、状況を話し、カウンセラーはそれを理解しようとして耳を傾けます。そのプロセスの中で、「わかってもらえた」「すっきりした」という感覚を感じられることがカウンセリングでは必須条件です。
自分の抱えていた気持ちや病気に陥った自分自身の考え方や行動パターンや環境要因などに気が付くことができます。
さらに、考え方や行動パターンを変えていく際には、カウンセラーからのアドバイスや介入も行われ、最終的には、今回の体験をどのようにとらえ、今後どうしたらよいのか、どう生きていったらよいのか、ストレスにどのように対処していったらよいのか、自分をどうマネジメントしていくかということを習得されていきます。
このようなプロセスをカウンセラーとともに歩むことは、症状の改善だけでなく、
クライエントがよりよく生きていくことに寄与するとと考えています。
カウンセリングの効果は、数々の実証研究でも確認されています。たとえば、うつに関しては、いくつかの異なる技法のカウンセリングの効果が示されていますが、とくに認知行動療法については、明確な効果が示されています。
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